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pPuzzle-J使用説明書
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1996-06-11
|
10KB
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113 lines
メpPuzzleェ1.4(日本語版)モ 使用説明書
PowerPC専用です。System 7.5或いはそれ以上のヴァージョンのシステムが必要です。もし、System7の環境で使う場合はDrag&Drop関係の機能拡張書類をインストールしておく必要があります。わからないときは、とりあえず起動してみて立ち上がればインストールされているわけです。そうでなければアラートを出して終了します。カラーは最低256色が必要です。できれば65536色が望ましい。
使い方。
ピースをドラッグして下の四角に入れるだけですが、ピースをクリックすると反時計回りに回転します。ダブルクリックすると縦の軸に関して反転します。つまり、ひっくり返すことです。上記2つの操作に置いてshiftキーを押しているとクリックの時は、時計回りに、ダブルクリックの時は横の軸に関しての反転に変わります。もっとも時計回りは、反時計回りを3回すればよいだけですが。それに対して横軸に関する反転はshiftキーを使わないとすると、どうすればよいでしょうか。簡単ですね。
右下のボタンについて。
始め: ピースをすべて外に出します。
判定: 解けるかどうかを判定します。解けるときはチャイムのような音が鳴り、○が表示されます。解けないときはシステムビープが鳴り、×が表示されます。
シフトキーを押しながらクリックすると、最後に判定したときの結果をもう一度見ることができます。
教えて: 解けるときはピースを1つ置きます。このときに、直前にクリックとかダブルクリックとかしてあると、そのピースが置かれます。解けないときは解がない旨をアラートで示します。
解答: 解けるときは解答を表示します。解けないときは解がない旨をアラートで示します。
解答を求める作業を中断したいときは、マウスをクリックして下さい。中断するかどうかのダイアログが出ます。"中断"を選べば中断します。"続行"を選べば再び作業を再開します。
ボタンの上のポップアップメニューについて。
"何番目の解"は何番目の解を得るか設定します。例えばピースを一つも入れない場合で解かせると最初に見つかった解を表示します。何度やっても同じです。ここで、設定を10にすると最初から数えて10番目に見つかった解を表示します。もし、あればの話ですが。なければアラートが表示されて例えば7個しかないよ、と報告します。
所要時間ボックスについて。
判定、教えて、解答のボタンを押して解を計算させたときは、計算に要した時間が表示されます。
最後のピースをドラッグして完了させたときは、ゲーム開始からの時間が表示されます。
このボックスを押していると、ゲーム開始から現在までの経過時間が表示されます。
新規保存...メニューについて。
現在のゲームをファイルに保存します。もし、ゲームが終了している場合は、終了までに要した時間も保存されます。
また、完了していないときは、ゲーム時間が保存されます。ファイル開閉を何回しても、ゲームが終了したときには、解くのに要したトータルの時間が表示されるわけです。
復帰 メニューについて。
ファイルを開いてから変更を加えた後でこのメニューを選ぶと、最後に保存した状態に戻ります。
PICTメニューについて。
"コピー"は現在の升の中のピースの配置をDrawのPICTフォーマットでクリップボードにコピーします。
"ファイルを作る..."はPICTファイルとしてファイルに保存し、クリップボードにはコピーしません。ファイルメニューの保存と違うので、こんな名前にしました。
他のゲーム 1...メニューについて。
他のいくつかの種類のゲームを楽しめます。
"次へ"ボタンで次のダイアログ(他のゲーム 2...を選んだときに現れるダイアログ)が現れます。
他のゲーム 2...メニューについて。
ほとんど、上のメニューと同じですが、注意が一つ。
ここで選べるゲームですが、3つのピースを使わないで、残りの9個のピースで、使わないピースの中の1つの形を拡大した形を作ります。ダイアログでは使わないピースを3つ選択し、そのうちの1つで、ますの形にしたいピースの下のラジオボタンをクリックします。なお、選択の仕方によっては、解がない場合もあります。そのような組み合わせを選択するとアラートが出ます。ますの形にしたいピースのラジオボタンをクリックしてあれば、解の求められる残りのピースの組み合わせをMacに選んでもらうことも可能です。
周に接する メニューについて。
これをチェックするとピースが周囲の辺に接している解だけを捜します。ただしこれはdefaultの 6×12及び、5×12, 4×15のときだけ有効になります。このメニュー項目がチェックしてあってそれが有効なゲームでは枠の周囲が黒になります。
プリファレンスについて。
ピースの色を自由に選択できます。
その下のラジオボタンは、2回の連続したクリックをダブルクリックかどうかの判定のための設定です。通常はコントロールパネルで設定しますが、コントロールパネルの設定を変えないで、ここで設定すれば他のソフトに影響を与えません。ここで、1/2、1/3はコントロールパネルでの設定の値の1/2、1/3を設定することを意味します。これによってクリックに対する回転の反応が早くなります。クリックしてもすぐに回転しないときに利用して下さい。反応を早くしたときは、ダブルクリックを迅速に行わないと、クリック 2 回と見なされてしまいます。
上記2つの設定はプリファレンスファイルに保存されます。もし、外部ファイルを開いているときは、これに保存されます。
それ以外は使ってみればわかるでしょう。
補足。
このヴァージョンは解を得るときに若干の制限があります。ピースを6個(ゲームによっては5個)或いはそれ以上中に置かないと解を与えたり、判定したりの操作はできません。登録して下さると、パスワードをe-mail、或いは郵便にて送ります。
登録はshareware fee、千円です。銀行振り込み、現金書留、図書券、ビール券などでお願いします。不明な点はメールで連絡して下さい。
尚、以前に私(ノンタン)の作品にshareware feeを送って下さった方は、"Read Me"にも書いてあったと思いますが、それ以外のすべての作品について、登録済みの権利を有します。該当する方は連絡下さい。無料にてパスワードをメールにて送ります。
解を得るスピードについて。
殆どのゲームでピースを一つも入れない場合でも最初の解を得るのに数秒から2分と言ったところです。
このパズルの一番難しい問題は、最初の(起動時に表示される)ゲームにおいてピースがすべて周囲に接している場合です。コンピュータを使わなければ殆どの人にとって一生かけても解けないのではないかと思われます。ちなみにこれをこのソフトで解かせると何分かかると思いますか。私のPowerMac 6100/60AVで最初の解を見つけるのに15分前後です。他のと比較していかに難しいかがわかると思います。45分くらいですべての解が見つかります。さて、いくつあるでしょうか?
version 1.2からの変更点:
(1) クリック、ダブルクリックの操作は、ピースが、ピースを収めるべき枠の外にあるときは、厳密にピースの上でなくても、ピースが入っている四角の中をクリックするだけで回転、反転をするようにしました。
(2) 保存機能を追加しました。途中の段階でファイルに保存して後日、そこから始めることができます。或いは完成したゲームの保存に利用して下さい。
ファイルメニューの"開く..."、"閉じる"、"新規保存"、"復帰"は通常の機能と同じですが、"保存"は外部のファイルを開いているときと開いていないときで少し違います。ファイルを開いているときは、"保存"で普通の意味での保存をします。
ファイルが開いてないときにはこのメニューを選ぶとそのときの状態がプリファレンスファイルに書き込まれます。pPuzzleを終了して、次に起動すると、この状態が画面に現れます。"新規保存"をして次の起動時に"開く..."でそのファイルを指定する、という操作を簡単に実現する方法です。(Finderでファイルをドラッグ&ドロップする方が簡単かも。) 但し、この保存が有効なのは次の起動時だけです。また、"保存"しなくてもアラートは出ません。
確実に保存をしたいときは、"新規保存"でファイルに保存しておくのがよいでしょう。ファイルから読み込まれたゲームは変更を保存するか否かのアラートが出るので安心です。
もし、ファイルが真っ白けのアイコンの場合は、もしそれが気になるならば、DeskTopの再構築を行って下さい。
(3) 表示が少し変わりました。
(4) 所要時間において、判定、教えてボタンでも、また、解がない場合でも、計算に要した時間を表示するようにしました。ただ、これらの場合の表示は見苦しいかもしれないので、何らかの操作をするとすぐに消えるようにしました。完成したときの表示時間はピースを動かさない限りは消えません。
version 1.3からの変更点:
(1) 他のゲーム 2...で選択するダイアログで、組み合わせに解があるかどうかの判定を可能にしました。組み合わせを自動的に行ってもらうこともできます。
(2) PICTによる保存を可能にしました。
ピースはDraw オブジェクトのポリゴンとして保存されます。Drawオブジェクトというのは、45度とか回転してもきれいに印刷されるフォーマットです。知ってますよね。
感想などお知らせ下されば幸いです。
バグを報告された方にはパスワードをプレゼントします。よろしく。
Nontan
メールアドレス Nifty Serve GDH03425
Internet smn19277@mbox.kyoto-inet.or.jp
Have a fun!
〒601-13
京都市伏見区小栗栖北後藤町1, 3-408
山室雅史
必ずしも読む必要のない付録。
回転・反転への補足。
ピースが、ピースを収めるべき枠内にあるときは、ピース上でクリック等を行わないとダメです。但し、この枠内にあるときはスマートな方法で回転、反転を実行します。スマートというのは、例えばクリックしたときに、反時計回りに回るわけですが、そうすると、枠の外に出たり、他のピースと重なるときは、更にもう一回、回転します。(もっとも、2回、回転すると最初の形になってしまうピースの場合は更にもう一回、回転します。)それでもダメなときは、時計回りに回転してみて、それでもまだダメなときは、上下左右に一こま移動して上記の回転のプロセスを試みます。それでもダメなときはシステムビープを鳴らして何もしません。
反転についても同様です。
何番目の解、の設定を変えただけでは変更と認識しない。
保存した状態からゲームに何らかの変更を行う(ピースをドラッグする、ピースを枠内で回転させる、など)と保存メニューが使用可能になりますが、ただ、何番目の解、の設定を変えただけでは使用可能になりません。その方が自然と思ったからですが、いかがでしょうか。
解の数え方。
一つの解を水平方向に折り返すand/or垂直方向に折り返すと一見別の解が得られます。これらの解を同一視するかどうか、ですが、
起動時に表示される6×12だけは、これらを同一視しています。それ以外は、違う解として数えてしまいます。
後記:
最初にこのパズルに出会ったとき、すべてのピースが周囲に接している解を知りたくて、Mathematicaでプログラムを作って計算させました。その頃、Macintosh SEを使っていたのですが、実際に走らせてみてこれだと数カ月くらいかかりそうなのですぐに断念しました。
それからCentris660AVを購入したときにまたチャレンジしましたが、これでも1 ないし2カ月くらいかかりそうなので、泣く泣く断念しました。
そして、PowerPCにアップグレードしたときに、再度挑戦しましたが、これでも数日かかりそうなので、Mathematicaで解かせるのを完全に断念し、C++に書き直してこのソフトの原型ができました。そしてわくわくしながら走らせて解を求めさせてみて、そのスピードにびっくりした次第です。やはりPowerPCは凄いですね。できたら、みなさまにもPowerPCの凄さを実感させたくてこんな事を書きました。